オキナワモズク 学名:Cladosiphon okamuranus
沖縄ではモズクを天ぷらにしたり、ジューシー(沖縄風炊き込みご飯)や味噌汁の具にしたりと、様々に工夫を凝らした料理を楽しむ事が出来ます。
オキナワモズクがここ数年、大きな関心を集めています。
その理由は、モズクに含まれるフコイダンという成分に優れた薬効のあることが、科学的な研究でわかってきたためです・
フコースという糖と硫酸基が結合した硫酸化フコースと、ガラクトースやマンノースなどの糖が多数連結している高分子多糖類で、植物繊維の一種です。
フコイダンは、海藻の中に生息するモズクやワカメ、昆布などの褐藻類に特有の“ぬめり”の成分で、近年ガン細胞を自滅させるアポトーシスという働きが発見され、大きな話題を呼びました。
特にフコイダンの含有量が多いのが沖縄の特産品であるオキナワモズクで、昆布に比べて5倍以上のフコイダンを含んでいるといわれます。
海水中の栄養成分であるビタミン・ミネラルを充分に吸収して成長した海藻類のフコイダンは人間の身体の健康維持には欠かせない大切なものです。
【主な働き】
抗腫瘍作用、健胃整腸、抗アレルギー作用、血液浄化、免疫力向上、抗菌作用
(参考:沖縄タイムスより)